アメリカ

恐怖のアメリカビザ面接 面接予約から取得まで【アメリカ生活】

恐怖のアメリカビザ

この度アメリカで働くことになった。

まず、海外で働くということはビザを取得しなければいけない。今まで数ヶ国で働いてきたが、ビザの取得はどこの国でも面倒なイベントの一つ。驚くような時間と手間とお金が必要になることもあったり、すぐに取れたりするときもある。他の国々と大きく違う点はアメリカビザの取得に関しては面接がある。どうやら、その面接を突破しないことにはアメリカビザを取得することはできないらしい。今まで他の国では面接なんてしたことがないので、正直びっくりだ。面接なんてまともにしたことないが、果たして無事に面接を突破できるのだろうか。幸い、犯罪歴もないので落ちることはないだろう。どうでもいいことだが、米国大使館で面接という響きが大手企業最終面接みたいなノリで笑ってしまう。

アメリカビザの面接予約について

このページに辿り着いた方であればご存知だと思うが、アメリカビザの取得はすべてオンラインで完結する。面接予約は簡単。サイトから面接予約画面にログインして自分の希望する日程を選ぶだけ。注意点は1ヶ月以上先の面接可能日は選べる日が少ないように見えるが、1ヶ月以内になると急に面接可能日が増えていること。わたしも1ヶ月先だと全然選べる日がないなーと思っていたが、面接日直前にふと面接可能日を確認してみたら選択できる日が増えていて驚いた。多くの方が1ヶ月以内に面接日を予約すると思うが、面接したい日がかなり先であれば1ヶ月前くらいから面接日を予約したら都合の良い日を選択できるかもしれない。また、面接予約画面は何回もページを確認するとロックされるので要注意。面接予約画面は何度も確認したくなるが確認し過ぎるとロックがかかり72時間面接予約ができなくなる。

面接当日の服装と持ち物

わたしは大阪の駐大阪・神戸米国総領事館で面接を予約。当日は気合を入れて予約時間の30分前に到着。先に到着しても館内で待っておけばいいだろうと気軽に考えていたが、どうやら直前の5分前まで館内に入ることはできないらしい。5分前になると大阪府警の人が面接時間の人たちを呼んでくれる。その後、パスポートと面接予約表を確認してもらったら入館できるシステムになっている。初めて駐大阪・神戸米国総領事館に来たが、大阪府警がガチガチにセキュリティ管理をしていて驚いた。さすが米国。駐大阪・神戸米国総領事館の近くにはいくつかカフェがあるので、近くのカフェに入って面接予約時間10分前まで休憩することをおすすめする。勿論、駐大阪・神戸米国総領事館の前で待機することもできるが、外で待つだけでなく座れるスペースも限られている。

セキュリティーは超厳格。すべての電子機器は確認されるので「厳しいといっても大丈夫でしょ?」みたいな気持ちは禁物だ。面接予約表にも記載があるように持ち込める荷物は制限されるので事前に余計なものは駅のコインロッカーに預けるか持ってこないようにした方が無難。最寄りの淀屋橋駅にはコインロッカーもある。わたしを含め一緒に館内に入った方たちも手荷物は最低限だった。また、服装に関しては面接といっても大半が私服であった。ぱっと見た感じ、学生はラフな服装、社会人はスーツ又はオフィスカジュアル。服装は何でもいいという感じだった。どうやら面接に服装は関係ないみたいだ。

入館後の流れはシンプル。手荷物の確認が終わり入館したら受付と面接をするのみ。最初の窓口で面接予約表と必要書類を提出したら、次に指紋登録、そして面接をして終わり。わたしの訪れた時間帯は面接の窓口に長蛇の列ができていたが、通常は入館から1時間くらいで終わると思われる。万が一の待ち時間のために、本を持参しておけば時間潰しにはいいかもしれない。

最終面談 まさかの日本語!?

数々のブログを読む限り、面談は英語で行われると思っていたが、まさかの日本語で行われた。面談と言っても窓口で簡単な質問を2つ答えるだけ。「何をしているか」「何をするか」を質問された。待ち時間に面接者を見ていたが、学生は英語、社会人は日本語で面接しているように見えた。質問を答えた後に面接官から「アナタ ノ ビザハ ショウニン サレマシタ」と言われ無事に全てのプロセスが終了。意外とあっさりと終わった。

通常パスポートは1週間後に到着するらしい。わたしの場合はGWを挟むため事前に何日以内に返却されるか確認したら土日含めて10日以内に返却されるとの返答があった。しっかり、わたしのパスポートも10日後に返却されてきて一安心。これで渡米する準備が整った。