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アメリカ水道水は飲めるのか!? BRITAの浄水器を購入してみた

アメリカにやってきた

諸事情でアメリカにやってきた。ところで、わたしを含めて多くの日本人は海外の水道水は危ない!飲んだら下痢になる!水道水が飲めるのは日本ぐらい!と認識しているのではないでしょうか。小さい頃からの教育とは恐ろしいもので、世界には水道水が飲める国が日本以外にもいくつかあるそうだ。調べてみると水の資源が豊富であるヨーロッパをはじめ約15カ国で水道水が飲めるらしい。一応、州によっても違うらしいがアメリカも厳しい基準を通過した水道水が飲める国の一つ。今回、仕事の関係でアメリカに1ヶ月ほどきている。いつもの短期旅行であれば、ペッドボトルのミネラルウォーターを購入してなんとかするのだが流石に1ヶ月も滞在するとなるとペッドボトルを大量に購入するのも気が引ける。ミネラルウォーターを購入する費用と手間を考えた結果、今回の滞在ではアメリカの水道水を飲むことに決めた。

ちなみにEPA(United States Environmental Protection Agency)から自分の滞在している州の水道水が飲めるかどうかの確認ができる。

浄水器といえば、BRITA(ブリタ)

調べてみるとアメリカの水道水は飲めるとは言え殆どのアメリカ在住の日本人たちは浄水器を使用しているかミネラルウォーターを購入している。流石に日本でもない国の水道水を直接飲むことには抵抗がある。そして、水道水の殺菌や消毒過程で色々な添加物が含まれていることを考慮した結果、浄水器を購入することにした。今まで浄水器と言ったら「BRITA」しか知らなかったが、ここアメリカでも浄水器と言えばやっぱり「BRITA」らしい。アマゾンでも購入できるらしいがそこら中にあるスーパーマーケットでも手軽に購入できるので日本からわざわざ持ち込む必要はない。値段は確か30ドルくらい。

また、アメリカの住居によっては水道管に鉛が含まれているようで、この浄水器を使うと鉛も取り除いてくれるらしい。実際に浄水器を通した水道水と通してない水道水の飲み比べをしたが、味や匂いの違いは全く感じられない。やはり浄水器を通すことは安心感があり、今のところお腹の調子が悪いなんてことにはなっていない。

水道水の成分に関しては、基本的に日本とアメリカの水道水は同じ軟水。しかし、フッ素が含まれている点が異なる。フッ素が含まれた水は髪の毛を洗うとキシキシとした感じになる。一方で、虫歯予防には良いようで一長一短みたいだ。個人的には髪に優しい軟水の方が有り難い。

ちなみに、アメリカのスーパーマーケットでは下記のように沢山の種類の水が販売されている。日本人からしたらミネラルウォーター以外は何のことだかさっぱりだが、調べてみると大きく違うのでしっかり理解しておいた方が良さそうだ。

Purified Water: 水道水をろ過した水

Distilled water: 蒸留水

Spring Water: 日本のミネラルウォーター

Mineral Water: ミネラル入り水道水

結論、スーパーマーケットでお水を買うときはSpring Water購入した方がいい。日本でコンビニなので売っているような安全な水。所謂、ミネラルウォーターはSpring Waterのことなので間違えないようにしよう。

BRITA(ブリタ)の使い心地

Brita(ブリタ)の浄水器を購入したが、使い心地は非常に良い。日本でも販売されており、帰国後も家庭で使用することができる。今回はピッチャータイプを購入したが、Brita(ブリタ)浄水器には水道に取り付けるタイプなどその他にも様々なタイプがあるので自分に適した選択ができる。アメリカ在住者でも多くの方が使用されているらしいので安心できる。こちらのアマゾンでも人気商品になっていた。

まとめ

海外は日本と比べて水道水の質が良くない国が多いため、水道水が飲めるかどうかは常に注意が必要だ。インターネットの情報だけを鵜呑みにせず、現地の人にも確認しよう。アメリカは水道水が飲めるようになっているとは言え、州によっても大きな差がある。なので、アメリカのような国であっても浄水器を使用することやミネラルウォーターを購入するほうが安心だ。基本的に自分の健康は自分のお金で購入するのがアメリア。日本のように安全というわけではない。日本以外の国に来られる場合は、毎日のように口にする水については特に気を付けた方がいいだろう。