アメリカ

非在住者がアメリカでワクチン接種を受けてみた!?

世界とアメリカのコロナウイルス感染状況

20224月現在世界的にもコロナウイルスの感染状況はピークアウトした様子。日本でも様々な規制が撤廃されコロナ以前の生活に戻りつつある。今でも、日本入国には入国する国によって自主隔離の期間が設けられているが、撤廃されるのは時間の問題だ。現時点で日本はアメリカからの入国者に対してワクチン接種が2回であれば、自主隔離3日間。3回接種者に対しては自主隔離を0日に設定している。わたしは現在一時的にだが米国に滞在している。今回、米国の居住者ではないが、米国では旅行者でもワクチン接種が可能ということを聞きつけた。この後は日本に帰国する予定があり、折角なのでこちらで3回目のブースター接種を行うことにした。すでに世界的にもワクチン接種の状況はピークアウトしており、大多数の方が3回目のワクチン接種を終えているように思えるが、誰かの参考になればと記録に残しておく。

米国のワクチン摂取状況と摂取場所

米国でのコロナのワクチンは主にジョンソン・エンド・ジョンソン、モデルナ、ファイザー社製が使われている。ワクチン接種は気軽に行われており、どこの接種場所でも通常接種、ブースター接種が十分に供給されている。ワクチン接種のために予約サイトを確認したが需要に対して、供給が多すぎるのではないかと思えるくらいに予約の空きが存在する。

ワクチンの摂取場所に関しては、わたしもこちらに来るまで知らなかったがアメリカでは「病院」意外の場所でも気軽にワクチン接種ができる。寧ろ、友人に聞けば病院以外でワクチン接種が当たり前らしい。

ワクチン接種ができる場所は下記を参照。

  • 病院
  • ドラッグストア:CVSなど
  • スーパーマーケット:ウォルマート、コストコなど

わたしはドラッグストアでワクチンを接種した。理由は、スーパーマーケットは何となく日本人の感覚で違うと思い却下。病院はかかりつけ医がいないと接種できない可能性があるということで却下。最後に消去法でドラッグストアでワクチンを接種することになった。

ちなみに、アメリカでは、日本と同じく新型コロナのワクチン接種に関わる費用はすべて無償で行われているため自費で負担する必要はない。ワクチン接種対象者も米国居住者だけでなく、旅行者であっても合法的に入国していればワクチンの接種が可能。この考え方は、ワクチン接種で集団免疫を獲得するというところからきている様子。しかし、ワクチン接種をする場所によっては、ワクチン接種の予約時に米国のソーシャルセキュリティーナンバーを求められる場所もあるためワクチン接種する場所はその場所で接種したいと思ってもできない可能性があることは考慮しておいた方がいい。わたしも実際にワクチン接種を行おうと思っていたドラッグストアの予約画面でソーシャルセキュリティーナンバーを求められたため、別のドラッグストアでワクチン接種をすることになった。

ワクチンの予約方法

基本的にドラッグストアであってもスーパーマーケットであってもホームページからの予約で完結する。直接ドラッグストアに出向いてもワクチン接種を受けられる場合があるようだ。わたしがワクチン接種を行った日も現地の人であると思うが、予約なしでワクチン接種を行っている方がいた。とりあえず、まずは滞在先近くのドラッグストアのホームページを確認してみるのがいいだろう。

ホームページから予約する際に必要となるものは、ほとんどない。氏名、生年月日、性別などの基本情報とワクチンを接種したい日時を選択して当日に出向くだけ。接種前日にも通知メールが来るので、ひとまず安心だ。

ワクチン接種当日は身分証明書(パスポート)と過去に日本で摂取したワクチン接種記録を持参したが確認されることはなかった。日本と比べてあまりにも雑な対応なので、正直戸惑いはあったがこちらではこれが普通なようだ。また、予約にはファイザーやモデルナなど希望するワクチンを選べるため当日までどんなワクチンが接種されるのだろうと心配はない。当日の接種時にも念の為に確認はした方が良いと思うが、心配は不要だろう。

ドラッグストアのワクチン接種カウンターで予約と名前を確認された後は、当日の健康状況をシートに記載して提出。その後、すぐに名前を呼ばれるとワクチン接種という流れ。ドラッグストア内に併設された簡易ブースでワクチンを接種された後にワクチン接種証明書を渡されてワクチン接種が完了した。

米国のワクチン接種証明書はCDCが発行したペラペラの証明書カード。今後、証明書カードを使う場面があると思われるのでしっかりと管理しなければならない。しかし、あまりにもペラペラな小さい厚紙なだけでなく、ワクチン接種に関して手書きで記載されているので果たしてこれで通用するのだろうか。現地の人たちが通用すると言っているので間違いないが、、、

まとめ

今回、米国に滞在しており日本での隔離期間を免除するためにワクチン接種をすることになった。しかし、基本的に日本で自主隔離期間を免除させる必要がない方は、日本でワクチン接種をした方が心理的にも安心だろう。わたしはワクチン接種後の副反応に苦しむことはなかったが、万が一もあるのでアメリカで無理にワクチンを接種することはあまりおすすめしない。やはり、自国が一番安心できる。しかし、現状は世界的にもワクチン接種が3回なければ不便なことがあるのは事実。その場合は、是非本記事をご参考に。