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日記をつける効果とは?心理的にも日記をつけた方が良い理由4つ

日記をつける。日記について考えてみる。

誰だって1度は日記をつけた(ようと思った)ことがあるはず。
しかし、いざやってみると日記をつけることってなかなか続かない。

毎回、最初は続けるぞと強い気持ちを思っているが、いつの間にか3日坊主になってしまったという経験ばかり。子どもの頃は毎日のように日記を書いていたけれど「大人になってから日記を書くことはなくなったな」と感じている人も多いはず。時代の変化によって、スマートフォンやパソコンで字を扱うことが増え、「文字なんてしばらく書いていない」という現代人ばかり。事実、大人になるにつれて文字を書く機会は減っている。

一方で、今やスマートフォンやパソコンやインターネットサービスの普及によって今までと比べても圧倒的に手軽に日記を書くことができる環境が整備されているが、いざ日記をつけようと思ってもなかなか続かない。

しかし、わたしも含めて日記をつけたい(気になる)と思っている人はたくさんいるはず。

そもそも日記をつける効果とはなんぞや!?ということから色々と調査した結果、日記をつけた方が良い理由4つをわたしの独断と偏見にて紹介していく。

そもそも日記って何!?

Q.日記とは、何でしょうか!?
→日記とは、毎日の出来事や感想などを書いた記録のことを意味する。

日記の目的は、何かを記録すること。これらは、さらに2つの日記に細分化される。

  • 何か出来事を残すための日記
  • 感情を整理するための日記

また、科学的にも人間はポジティブなことを日記に書くことで、幸福度が高まることが証明されている。よって、日記は記録を残すためだけでなく、心理的にもつけた方が良い。

日記をつけた方が良い理由4つ

皆さんは、1週間前の晩御飯を覚えていますか?記録することで、ある特定の日に何があったかを確認できる。それが日記をつける意味だ。その日に何が起きたかを確認できるように記録を付けておくことで、過去を遡ることができる。そして、毎日何が起きたかを記録して確認することは、その日の出来事に対して客観的に考える習慣に繋がる。そこで考えることは「次は違う方法でやってみよう!」「このやり方は正解だったな!」と過去の出来事から未来の計画を練ることもできる。このように、日記を通じて学べることや把握できることは非常に多く効果的であると考えられている。

文字にすることは、自分の経験を客観的に分析する。

上記の説明と少し重複するが、日記を通して記録を残すこと(その日に何が起こったのかを文字にすること)は起きてしまったことや問題に対して記憶や問題の整理に非常に効果的。昨今、ビジネス書籍でメモなど記録を残すことを非常に重要視した書籍が多く出版されている背景からも客観的に何かを分析する能力が必要とされている傾向にあり、日記からもその力を養うことができる。もちろん、客観的に物事を分析する力はビジネスだけでなく、生きていく上で大切な力である。客感的に分析する力について深く学びたい方は、下記の書籍「メモの魔力」をオススメする。

人生の自信になる。

日記をつけることだけでなく、何でもひとつのことを長く続けることは非常に難しく忍耐が必要だ。日記をつけることは成果となり、その努力の全てが可視化されているため自信になる。よく何かを継続して続けるためのコツは、小さい達成感を覚えること言われているが、日記は自分の進捗が目に見えるので継続しやすいはず。そして、日記をつけることで幸福になることは、上記の説明通り科学的にも証明されているだけでなく、充実した生活にもつながるようだ。要するに、日記をつけることが習慣化している(ルーティーンワークになっている)とメリハリのある時間を過ごせるようになり結果的に充実する。

自分のやりたいことが見つかる。

あなたは1日が過ぎるのは一瞬だと思いますか!?多くの方が家事や仕事に追われて日記をつける時間すら持つことができない。毎日が忙しく一瞬で過ぎていくために、3日前の記憶も思い出せない。そんな生活になっているのではないだろうか。日記をつけることで、その日の出来事を記録して整理することができる。自分の本当にやりたいこと、やりたかったことを見つけるだけでなく、思い出すことができる機会を与えてくれる。

文章力の向上。

日記をつけることは文章力を向上させる練習になる。とにかく書いてみること。これがとても重要。書かないと始まらない。しかし、いざ日記をつけようと思ってもネタがないという方も多い。日記のネタは生活の中で探そう。人に見せるものでもないので、基本的に何でもOK。日記をつけていると上手に書くためにはどうすれば良いか考えるようになる。それが、文章を構成する力を養うことにつながり、最終的には文章力の向上につながる。また、他人が書いた文章にも敏感になるようだ。今まで意識していなかった他人の文章を意識することで想像力や文章力がさらに刺激され、文章力が上達する。まずは、とにかく書いてみること。これが文章力の向上に寄与する。

日記を継続するコツとは!?

日記を書き続けるコツは、日記を書くことを苦痛にしないこと。何かを継続させることは非常に難しい。時には、日記をつけることが面倒な日もあったり、日記をつける時間がない日もあるだろう。そんなときに日記を継続するためにはどうすればいいだろうか。

それは、書かなければいい。」

毎日継続して日記をつけることは、理想的な習慣だ。無理をしてまで、日記を継続することは日記を続けるハードルを高くする。また、そんな気持ちの日には満足のできる文章を書くことなんてできないはず。気負いせずに自分のペースで書くことが第一。

日記を書き続ける方法 それでもどうしても続かない人

日記を継続して書くためには、とにかく自分のペースで書くことは上記で説明した通りだ。しかし、それでもやっぱり続かないという人には2つのアドバイスを紹介する。

1行だけでいい良し。とにかく書くこと

毎日1行だけでも良いので、とにかく書いてみる。気合の入っていない文章であろうが毎日1行だけでも書くことで、継続することを維持できる。そして、日記を書き続けるためのモチベーションを維持できる。軌道に乗ってからしっかり書けば良いので、特に日記を書くことに慣れていない人には1行だけでも日記を書いてみることはオススメだ。

写真日記にしてみる

写真日記とは、毎日1枚の写真をスマートフォンで撮影。その写真をに対して一言コメントするスタイルの日記。一般的にはネットサービスが使われる。これは以前、わたしが日記を友人から教えてもらった方法。この方法で、わたしの友人は10年以上日記を続けている。写真日記の良い点は、ネタに困らない点と書く内容が決まっている点。1からネタや書く内容を考える必要がないので楽ができる。また、写真については生活の中でとりあえずネタにしようと思ったものをスマートフォンで撮影するだけなので手軽に行える。そして、外出する機会が増えるのでさらにネタが見つかる。

まとめ

日記をつけることは、結果的に人生を豊かにする。それは、何となく賛成だ。悩み事があったときや一体自分は何がやりたいのか分からないときに日記をつけることは思考の整理に効果的だろう。また、日記を継続して数年後に見返してみると何か新しい発見があるかもしれない。昨今では、記録の整理方法は日記だけでなくメモやブログと様々な媒体が選択できる環境がある。わたしも日々の生活に忙殺され、振り返る時間を持つことができていない現代人のひとりだ。人生とは有限であり、その日その日をしっかりと振り返る時間は実は非常に大切なものでだ。日記という媒体に限らず、メモやブログ等を使って記録を残すことをやってみる。