アメリカの電気は単相?どれとも三相?電気の仕組みとよくあるトラブル
海外で生活をすると日本との電気の違いに戸惑うことがあります。
日本で当たり前のように使っているコンセント形状とは違う形状の家電製品に遭遇したり、この家電製品をそのままコンセントに挿して大丈夫?と心配になったりすることもあります。海外で生活する以前から電気には単相と三相というものがあると言うことは知っていましたが、アメリカで生活するまで、「アメリカでは家庭の電気は単相?それとも三相?」と疑問に思っていたことがありました。
結論を言うと、アメリカでも日本と同様に一般家庭では単相電源、そして、工場や大型施設では三相電源が使われています。
この記事では、アメリカの電気の基本と、海外で実際に生活していて起こりやすい電気トラブルについてま解説していきます。
アメリカの家庭は単相電源
アメリカの住宅では、基本的に単相の電気が使われています。これは日本と同じでコンセント形状も一緒。アメリカでは家庭の照明や家電のほとんどは単相電源で動いています。
- テレビ
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- パソコン
- 照明充電器
日本で生活する場合と同じように、日常生活のほとんどは単相電源でカバーされているため三相電源を意識することはありません。
三相電源が使われている場所
三相電源はその電源の特徴から大きな電力が必要とされる場所で主に使われています。
- 工場
- 大型ビル
- ショッピングモール
- 工作機械などの業務用機器
三相電源はモーターを効率よく動かすことができるため工場の大型設備や業務用機器に向いています。そのため一般住宅ではほとんど使われていません。
アメリカで起こりやすい電気のトラブル
アメリカで生活していると、日本では経験しないような電気のトラブルに遭遇することがあります。
- ブレーカーが落ちる
日本より先進国であるイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、ブレーカーが落ちる、天候が悪かったり、消費電力の大きい家電製品を一度に使うとブレーカーが落ちてしまうことがあります。特に電子レンジとコーヒーメーカーなどキッチンで同時に消費電力の高い家電製品を使うときは注意が必要です。ブレーカーが落ちたときはブレーカーパネルのスイッチ位置を元に戻すことで電気が復活するのでブレーカーパネルの位置は事前に把握しておくといいでしょう。落雷やハリケーンによって停電することもあります。数分ですぐに復旧することもありますが、数時間続くこともありますので、懐中電灯やスマートフォンの充電を普段から意識しておくと安心です。
- コンセントが突然使えなくなる
キッチンや洗面所では、安全装置付きのコンセントが使われています。コンセントにスイッチがついているもので、ホテルの洗面台などドライヤー用のコンセントにはほとんどついています。これは水回りで感電を防ぐための仕組みです。コンセントに付いているリセットボタンを押すと復旧するので安心してください。また、アメリカではコンセント用のスイッチが別で用意されていることがあります。これは間接照明用のスイッチでスイッチを切り替えることで間接照明本体の電気をつける必要がなく、壁にあるスイッチでオンオフを切り替えられるようになっています。
実際に住んで感じたこと、まとめ
アメリカで生活していて感じるのは、日本よりも電気設備がパワフルだという点です。
身の回りでは消費電力の高い家電製品が多く使われています。ほとんどの家では電子レンジが壁に埋め込みタイプで日本ではないような高い消費電力になっています。その他にも食洗機、洗濯機、乾燥機などアメリカ特有のハイパワーな家電製品が当たり前のように身近にあるため、取り扱いには少し注意が必要です。ただ、最初は電子レンジが短時間で高温になったりと少し驚きますが、慣れてしまうととにかくパワフルな家電製品は使いやすい一面もあったりします。
話が少しそれましたが、アメリカの電気事情をまとめるとアメリカも日本と同じく一般家庭では単相電源が使われています。しかし、取り扱っている家電製品は消費電力の高いものが一般的に普及しているので少しの注意が必要です。
一般住宅:単相電源
工場・大型施設:三相電源
海外生活では、こうした電気について一般的な基本知識を知っておくだけで少し安心して生活することができると思います。
