フンザに滞在するということ
フンザでの滞在生活は、基本的にスローライフだ。今まで行ってきた観光地のように決められたルートを周遊する必要もなく、行かなければならない観光地もない。フンザでは、旅行者は宿からのんびり絶景を眺める。これこそ、フンザに来た醍醐味だ。ほとんどの旅行者は、朝日とともに起床して朝食を食べたあとは、昼過ぎまで宿でのんびりと本を読んだりして時間を過ごしている。標高が高く、日中は暑いことからもフンザの商店では、昼間は営業活動している店が限られる。フンザの商店が賑やかになるのは夕方からだ。
のんびりと時間を過ごすことにも退屈してしまった方には、下記の観光地を紹介する。
バルチット・フォートとアルチット・フォート
フンザの中心地にある城。フンザにある定番の観光地。藩王国時代の藩主の居城だったらしく、現地の人たちからもフンザの観光地といえばバルチット・フォートの名前が出てくる。現在は博物館となっており、誰でも見学(*入場料必要)できる。バルチット・フォートと同様にアルチット・フォートも存在する。バルチット・フォートの魅力は何と言ってもその絶景だ。フンザの中心地に位置する藩主の居城だけあり、そこからの眺めは別格。フンザの街からも徒歩ですぐの距離。
イーグルネストホテル
フンザから歩いて2時間くらいの距離にある高級ホテル。イーグルネストホテルとは、フンザからさらに登った山の山頂につくられた場所にあり、フンザの街を一望できる絶景ポイント。フンザでの滞在が長くなり、運動不足な方にはおすすめだ。もちろん、イーグルネストホテルには、レストランもあり、宿泊することもできる。
ハセガワ・メモリアルスクール
フンザといえば、登山家・長谷川恒男。ウルタル峰登攀中に雪崩で亡くなった、彼の遺志を今でも引き継いでいる。フンザでも教育水準の高い学校のひとつであり、ハセガワ・メモリアルスクールもあることもフンザには親日派の方が多い理由だ。親日派が多い理由としては、他にもジャパン・チョークと呼ばれるパキスタン政府と日本NGO団体が共同で広場を建設したことも挙げられる。
まとめ
フンザでの時間はあっという間に過ぎていく。のんびりすることに飽き飽きしてしまった方には、上記の観光地を訪れることをおすすめする。