約1ヶ月に及ぶエベレスト街道での3パストレッキング。約1ヶ月も絶景の中でトレッキングをすることなんて人生で1度しかないだろうということで写真を撮影してしっかりと記憶にも記録にも留めておきたいのが人間の性。わたしは、日頃カメラなんてiPhoneで十分だ!という感じの人間ではあるが、今回は折角の機会なので万全の状態をしてトレッキングを行うことにした。わたしはカメラのことはド素人で全くわからないが、とりあえず今回わたしが持ち込んだカメラを紹介していく。
トレッキングをするのに最適なカメラとは!?
まずエベレスト街道3パストレッキングをすると決めてから、インターネット上でトレッカーがどんなカメラを持ち込んでいるかを徹底的に調べてみた。わたしの調べでは、1番人気は今流行のGoPro。その次は、ミラーレスカメラが人気なようだ。事前調査をして総じて言えることはカメラは軽いほうが良さそうであるということ。これはトレッカーであれば当たり前のことで、毎日重いリュックを背負って何キロも歩くのだから少しでも荷物は軽い方が良いに決まっている。勿論、質の高い写真を撮影したいとなれば、一眼レフがベストである。しかし、一眼レフをトレッキングに持ち込むと一気に重量が重たくなるジレンマ。エベレスト街道でのトレッキング中に多くのトレッカーたちを観察してきたが、重量の中間であり、重くもなく軽くもないミラーレスカメラに落ち着いているトレッカーが多いように思えた。
今まで一眼レフを持ち込むことはあまりおすすめしないようなことを書いているが、実はわたしがネパールでのトレッキングに持ち込んだカメラはGoPro、iPhone、一眼レフ(Nikon)だ。果たして一眼レフは必要なのか?と何度も自問自答した。結局、わたしは荷物の持ち運びにポーターを利用することを決めており、通常のトレッカーより荷物の重量を意識する必要がなかったため一眼レフを持ち込んだ。トレッキング中の写真は主にGoProとiPhone。所謂、撮影ポイントと呼ばれるエベレストベースキャンプや丘のピークからの写真撮影には一眼レフを使用。撮影用途別にカメラを分けることで不自由なくカメラでの撮影をすることができたので、この方法はある意味おすすめだ。また、一眼レフをメインのカメラとしてトレッキングに持ち込むことはカメラ好きな方なら別であるが、ド素人には全くおすすめしない。理由は、撮影ポイントだけで一眼カメラを使うと決めていた私でさえ、カメラ重量の重さからカメラを取り出すことが億劫だったため。もし、このカメラがメインであったらほとんど写真を撮っていないだろう。余程のカメラ好きであれば、別だが大半のトレッカーはGoPro、iPhone、ミラーレスカメラの中から選択することが無難。長時間のトレッキングでは立ち止まって写真を撮影すること自体がかなり辛いため、できるだけハンディーなカメラをトレッキングでは使用することが写真を多く撮影するコツである。
わたしのおすすめはGoProで写真を撮影すること。GoProは動画撮影用として使用するこが一般的だが、GoPro自体がハンディーでポケットからすぐに取り出しやすいため撮影に重宝した。また、トレッカーの中にはiPhoneだけで撮影しているトレッカーもいたのでiPhoneだけのトレッカーでも問題はない。
トレッキング中の撮影データ管理
ついでにもう1点カメラについての不安材料と言えばどれくらいの撮影容量が必要かという点とそのデータ管理。まず、SDカードは不測の事態を想定して多めに持ち込んだほうがいいだろう。トレッキング中にSDカードの調子がおかしくなることもあるようだ。わたしはGoProと一眼レフ用に64GBのSDカードを各2枚ずつ合計4枚準備。寧ろ、持ち込みすぎたくらいデータ容量が余った。また、わたしは都度データのバックアップを取ることはしなかったが、バックアップ用にSDカードを用意しておいて入れ替えながら使用していくトレッカーもいるようだ。わたしはデータが損失したときは、そのときに考えればいいと思っており何も対策をしていなかったが、よく考えれば何かしらのバックアップは準備しておいた方がいいと思う。
SDカードを購入する際だが、サンディスクなどしっかりとしたブランドのものを購入した方がいい。無名ブランドのものは高所や寒冷地では機能しないこともあるようなので注意が必要だ。
