パキスタンビザ取得方法
パキスタンの情報は、書籍やインターネット上でも少ない。ビジネスで滞在するのであれば、容易に手配できるが観光ビザとなると日本でしか取得できないので注意が必要だ。パキスタンに入国するための観光ビザは東京のパキスタン大使館又は郵送サービスを使って取得可能だ。わたしのように東京以外の都市に住んでいる人は、郵送での取得が簡単。詳細な情報はパキスタン大使館のホームページを参照できる。ビザ発行の条件は情勢の変化によって激しく変化するためパキスタンを観光する際には必ず改めて確認することを勧める。
パキスタン大使館ホームページ: https://www.pakistanembassytokyo.com/ja
観光ビザ取得に必要な書類など
観光ビザに必要な書類は、パキスタンだからといって特別に必要な書類はない。
- パスポート
- 観光ビザ申請書 *パキスタン大使館ホームページから取得可能
- パキスタンへのフライトチケット(E-チケット)*陸路で入出国する場合は近隣国の往復E-チケットが必要
- ホテル予約確認書 *ホテル予約サイトから取得可能
- 英文旅行日程表 *自作する必要有り
- ビザ申請代金 100円
- 書留返信用封筒 *コンビニ・ダイソーで購入可能
上記リストで心配になるであろう書類は、ホテル予約確認書と英文旅行日程書だ。
ホテル予約確認票
東京のパキスタン大使館で申請した人の中にはホテル予約確認票が必要なかった人もいるようだが、基本的には必要だ。ブッキング・ドットコムやアゴダのようなオンラインサービスを利用して宿泊施設の予約確認票の取得は可能。しかし、パキスタン滞在中の予定が未定な方には、コショーさんゲストハウスで予約することをおすすめする。料金を支払えばホテル予約票の発行をしてくれる。実際に宿泊する必要も宿泊キャンセルをする必要もない。
コショーさんゲストハウス: http://hunza.web.fc2.com/
ホテル英文旅行日程表
英文旅行日程表を作成したことなんてない方がほとんどなはず。日本語でエクセルやグーグルスプレッドシートで作成した予定表を英訳したものを提出すれば問題ない。日程に関してつっこまれることはあるかもしれないが、英語に関してつっこまれることはないので心配無用だ。
まとめ
パキスタンの情勢は日々変化している。特に多くの日本人は、危険なイメージを持っており周囲の人たちを不安にさせない配慮が必要だ。渡航前には絶対に情勢の確認をお願いしたい。実際にパキスタンを訪れてみるとイメージとの解離に驚くだろう。最初は、わたしもパキスタンに関して危険なイメージを持っていたが、そのイメージは現地に行ってみることで払拭された。パキスタンの場所によっては、未だに紛争地で危険な場所があることは間違いない。しかし、パキスタン北部のフンザのように紛争とは全く無縁の素晴らしい観光地があることも事実。世界情勢が落ち着けば多くの方にパキスタンの素晴らしさを知っていただきたい。