コロナ禍のネパール入国

トレッキングの日程は2021年の4月中旬から5月初旬。世間はコロナ禍で「このご時世に海外旅行なんてけしからん」という声もあったが、そんな声は無視して海外へ渡航。ただ、これはネパールのコロナウイルス感染状況と現地旅行会社から実情を何度も確認して決断した上での渡航であり、コロナウイルスには細心の注意を払った上でトレッキングを決行した。

実はネパールへの入国は今回が初めてということでがない。今回のネパール入国に関しては、今までは違ってコロナウイルスのこともあり、スムーズにはいかないだろうと想像していた。しかし、これは杞憂に終わった。ネパールへの入国は世間がコロナ禍にも関わらず意外にもあっさりとしていた。飛行機が着陸した後すぐにコロナウイルス陰性証明書の確認と事前に空港のチェックインカウンターで登録を指示されていたネパール入国者用のWEB登録番号(https://ccmc.gov.np)を係員に確認してもらうだけ。他はいつも通りだった。ネパール入国者用の事前WEB登録はコロナウイルスが流行してから必要になったらしいが、それ以外に大きな違いはなかった。着陸後は空港にインターネット環境はない。今となっては杞憂であるが、WEB登録が必要な手続きは事前に登録しておく方が良い。その後の入国審査は、事前に現地旅行会社から準備していただいていたインビテーションレターを提出するだけで通過できた。

カトマンズのタメル地区ホテルにチェックイン

カトマンズのタメル地区は、カトマンズに滞在する上で拠点になる場所だ。所謂、観光地と呼ばれる場所で日本食レストランやトレッキング用品からお土産屋まで何でも揃う。今回、滞在するホテルは以前ネパールに来たときに滞在した「フジホテル」。事前にHPから予約することができる。フジホテルはタメル地区にあるツーリスト向けホテルの中でも値段が少し高い(1泊USD33+税)ように感じる。しかし、数多くの日本人ツーリストが宿泊してきた実績があり安心感のあるホテルだ。また、HPから直接予約することで空港からの無料送迎サービスが利用できる。過去にも利用したことがあるが、ネパールに来た時のとりあえずの1泊目としてのホテルとしても十分にオススメだ。

フジホテル: https://fujihotel.com.np/

ネパールでは空港を出ると、毎度の如くチップ目当てに荷物を運ぼうするネパール人たちが群がってくる。チップ目当てのネパール人たちを振り切り、私の名前を書いた紙を持った「フジホテル」のスタッフと合流して颯爽とホテルへ直行した。

タメル地区でトレッキング用品店を散策

カトマンズのタメル地区に到着後は、ホテルで荷解きをしてからトレッキング用品店の散策へ。ネパールのタメル地区は世界有数のトレッキング用品店街で種類も豊富。偽物も多いが、トレッキングに必要なものはこの街でほとんど手に入る。また、シュラフやテントなど日本から持ち込むことが面倒なトレッキング用品は長期も短期でもレンタルすることもできる。

私はトレッキング用品のほとんどを持参して来なかったため、タメル地区でほとんどの全てのトレッキング装備品を購入した。極論、トレッキング用品はタメル地区で手に入るため、手ぶらでネパールに来て購入しても問題はない。また、日常的に私はトレッキングをするような登山家ではないのでレンタル用品も活用。トレッキング後に必要ないだろうと思えるものはできるだけレンタルする方がいいだろう。

今回、私がレンタルしたトラッキング用品は2つ。何でもレンタルすることが経済的な気もするが、買い切りでできないものも多くある。多くのトレッカーはシュラフとダウンジャケットの2つのレンタルを検討することになると思う。これ以外には、ダウンパンツやトレッキングシューズもレンタルできる。レンタル品の相場は分からないが、コロナ禍で客も少ないということでかなり良心的な値段で借りることができた。レンタルにはデポジット(前金)が必要なので借りるには事前に少しのお金が必要になる。

・シュラフ(1日150ルピー)

・ダウンジャケット(1日150ルピー)

どちらもTHE NORTH FACEのものであったが、恐らく偽物だろう。正直、偽物であろうがエベレスト街道でのトレッキングでは十分に使えるレベルのものしか置いていないので問題ない。実際に、エベレスト街道で何度も使用したが不便はなかった。しかし、本物志向の方は、使い慣れたものを持っている方は日本から持ってくる方が安心できるのは間違い無いだろう。

タメル地区では、レキのトレッキングポール(偽物)も700ルピーで販売されている。個人的にもトレッキング経験の少ないトレッカーは絶対にトレッキングポールを使った方が良い。これがあるとないとでは、トレッキング中の身体への負担が大きく変わってくる。私はこの偽物のトレッキングポールを購入したが、トレッキング中にはかなりお世話になった。実際直ぐに部品が緩んだりするなどのトラブルもあったが、トレッキングを終えるまで持ち堪えたのでそれなりの耐久性はあると思っている。また、帰国後にこれが本物であれば日本での販売価格が約20,000円もすると知って驚いた。日本で登山用品を購入すると驚くほど高い。トレッキングポールのように折り畳めるが持ち運びの面倒なものはネパールで揃える(使い捨て)ことも選択肢としてはありだろう。しかし、購入時に不良品でないかの確認はしっかりと念入りに行う必要がある。

カトマンズ滞在中の1-2日でトレッキングの準備を終え、エベレスト街道の出発地であるルクラへ向かった。トレッキング初日はホテルを早朝5時に出発してカトマンズ空港6時発のフライトに乗る。初日の朝が1番早い。