コロナ禍でのネパール入出国!?
コロナ禍の4月にネパールでエベレスト街道3パストレッキングを決行。コロナ禍ということで世界中のルールが大きく変化していることから通常のネパール入出国と異なるルールになっている場面に何度も遭遇した。勿論、知り合い含めてインターネット上にもコロナ禍にネパールに入国しているツーリストなどいないので情報収集に苦戦。なんとかなるさ精神でなんとか無事にネパールを出国できたが、記録として残しておく。情報はすぐに変わることが予想されるため、参考にはならないがコロナ禍でもネパールを訪れようとしているツーリストの安心材料にはなるだろう。
ネパール入国時の必要書類
現在ネパールに入国するにためには、ネパール到着時にビザを取得することはできないため事前にネパール大使館でビザを取得する必要がある。このビザ取得に関しての手続きは通常時も同じであるため問題ない。しかし、コロナ禍以降のネパール大使館HPでは「コロナ関連に関して最低50万ルピー(約500,000円)の補償が受けられる保険加入」という項目が追加されている。はじめてこの項目を見たときは、コロナ関連に関して保証してくれる海外保険が存在するのか!?と不安になったが、結論このような保険は存在する。情報収集を行っている中で、わたしはsafetywingという保険に加入。
どうやらこれはデジタルノマド向け旅行医療保険のようであるが、コロナウイルス関連もカバーしている保険であるため入国時の書類としては十分通用した。実際に使用する場面はなかったが、ネパールの病院でも使用できることは同社に問い合わせることで確認した。
この保険は以下の点から、デジタルノマドとして海外を飛び回るような方に非常におすすめな保険であるがそれ故にネパールでもトレッキングに必要な保険としても最適である。
- 料金がわかりやすい
- 保険期間を柔軟に変更可能
- 保険はTokio Marine HCCから供給
まず、料金体系が非常にわかりやすい。保険と言えば色々組み合わせることで複雑になり、値段も高くなることが世の常だが、色々組み合わせたりする必要がなくシンプル。次に、保険期間は、開始から終了日まで選択できる。これにより、余計な保険期間分の料金を支払う必要はなくなる。また、保険期間は旅行先に入国後に契約することができたり、契約中に延長したりすることも可能。最後に、この保険は日本の東京海上買収されたTokio Marine HCCが関与しているため日本人としても少し安心できる。
デジタルノマドの方に非常におすすめの保険であるが、ネパールの入国にも非常に有効である。
ロックダウン中のネパールカトマンズ
わたしがネパールに入国した4月中旬の段階ではコロナ関連に関しては隣国インドでインド株が大流行していたにも関わらずネパールは通常運転。その後、ネパールでの感染者も爆発的に増えたため急遽ロックダウンに突入した。わたしの場合は丁度ヒマラヤでのトレッキングを終えてカトマンズに戻ってきた時点でのロックダウン。カトマンズ市内では車両規制が行われたことで、政府から許可をされている車両以外は通行できない状態になっていた。勿論、タメル地区の多くの飲食店も閉店しており、その日の食事場所を探すだけでも一苦労だった。しかし、ロックダウン中であってもタメル地区では警察の目を盗みしっかりと営業しているお店もあったので非常に助かった。ロックダウン時に関しては、日本とは異なる厳格な行動制限が行われるため移動には注意が必要になる。また、ロックダウン期間にネパール入国はあまりおすすめしない。
ネパール出国時のPCRテストについて
ネパール出国時にはPCRテストの陰性証明書が必要になる。通常であれば72時間前であるが、航空会社によっては48時間前である必要があるので事前に要確認。まず、ネパールのPCRテストはネパール政府から指定されている病院以外では行うことができない。よって、STAR HOSPITAL, HAMS HOSPITAL及び NEPAL MEDICITI HOSPITALのようなネパール政府から指定されている病院で受けることになる。わたしが現地のトレッカーたちに確認したところ大体の外国人旅行者はSTAR HOSPITALかHAMS HOSPITALのどちらかで受けているような印象であった。PCRテストは、まず病院で検査を受けて翌日に直接病院に陰性証明書を引き取りに行く流れであった。